どれだけ優れた商品を販売したとしても購入者の目に触れなければ誰も購入してくれません。
Amazon販売でも同様に、自分の商品ページをいかに購入者の目に触れさせるかが重要になります。
Amazonで買い物をするの人の70%は2ページ目まで見てくれません。
また、購入者の35%は1番目に表示される商品をクリックし、64%は3番目までに表示される商品をクリックします。
つまり、自分の商品をAmazonの商品ページの上位に上げることが重要になります。
今回の記事では自分の商品ページを検索上位に表示させるAmazonのSEOについて詳しく解説したいと思います。
目次
AmzonSEO対策とは
SEO対策(Search Engine Optimization)とは、検索結果で自社サイトを多く露出をするために行う対策のことです。
ブロガーは自社サイトをGoogleやYahooの検索結果で、いかに上位に表示させるかを競い合っています。
つまり、自社サイトを上位に表示させる法則を知っている人は競争を優位に進めることができると言ことです。
上位に表示させる仕組みは検索エンジンのアルゴリズムによって決められ、GoogleではGoogleの検索エンジンが用いられています。
AmazonではAmazon A9 と呼ばれる検索エンジンが用いられています。
では、このAmazon A9のアルゴリズムを解明すれば、自分の商品ページを上位に表示させることができるのでしょうか。
実はこのAmazon A9のアルゴリズムは公表されておらず、日々更新され続けています。
ただし、過去の実績からある程度のアルゴリズムの推測は可能です。
Amazon SEOに影響を与える6つの項目について
それでは、AmazonのSEOに大きな影響を与える項目を見ていきましょう。
(①から⑥になるにつれて、SEOに与える影響は小さくなる傾向にあります)
①直近の売り上げ
②オーガニック売り上げ
③コンバージョン率
④外部経由売り上げ
⑤クリックスルー率
⑥広告経由売り上げ
それでは、各項目ごとに詳細を見ていきましょう。
直近の売り上げ
直近の売り上げが良くなれば、SEOも高くなります。
つまり、自分の商品ページが上位に表示されるということです。
例えば、プライムセールやタイムセールで売れた場合はそれ以降も自社商品のページは上位に表示されやすくなります。
セール販売はセールでの売り上げ向上とその後のSEO向上の2つのメリットがあるということですね。
オーガニック売り上げ
オーガニックには「広告を介さない」という意味があります。
つまり、お客さんが広告、外部からのリンクを経由せずに商品を購入するということです。
広告を経由する場合よりもSEOに与える影響は3倍程度の影響があるため、重要な項目になります。
コンバージョン率(CVR)
CVR = 商品が売れた数 ÷ 商品のアクセス数(セッション)×100%になります。
例えば、自分の商品ページに100回のアクセスがあり、2個の商品が売れれば 2 ÷ 100 ×100でCVRは2%となります。
このパーセントが高いほど、SEOが高くなるということですね。
一説によると、ECサイト全体の平均値は『2.5~3.0%程度』と言われています。
もちろん、ジャンルや販売モールによっても異なるため、あくまでも参考程度に覚えておきましょう。
ちなみに、このCVRはAmazonのビジネスレポートで表示されるユニットセッション率のことです。

セッションはページを見た人の人数、ページビューというのはアクセス数を示します。
つまり、1人の人が同じページに10回アクセスすると、セッション1、ページビュー10ということになります。
外部経由売り上げ
TwitterやインスタグラムなどのSNSからAmazonの商品ページに誘導して、売り上げることでもSEOは上がります。
過去にはこの外部経由売り上げを行うことでSEOに絶大な効果がありましたが、最近ではその影響も小さくなってしまいました。
しかし、これからのAmazon物販はSNSを用いた販売戦略が非常に重要になります。
これについてはまた別の記事で詳しく解説したいと思います。
クリックスルー率(CTR)
CTR= 商品ページのクリック数 ÷ 商品が表示された回数×100%になります。
例えば、自分の商品が掲載されたページが100回だったとき、自分の商品が2回クリックされれば、2 ÷ 100でCTRは2%となります。
クリックスルー率は上位に表示されればされるほど、高くなります。
1位の商品であれば、30%にもなります。
SP(スポンサープロダクト)広告のように上位に表示される手法をうまく活用しましょう。
CTRを高めるにはサムネイル、商品価格、商品タイトルが重要になります。
広告経由売り上げ
Amazonの広告(SP広告やSB広告など)から購入されるとSEOは高くなります。
オーガニック売り上げよりもSEOとしては低くなってしまいますが、SP広告やSB広告は重要な販売戦略の一つです。
まとめ
今回の記事ではAmazon SEOに影響を与える6つの項目について解説しました。
これ以外にも、SEOに影響を与える項目はたくさんあります。
また、Amazonの検索エンジンのアルゴリズムは日々更新されますので全てを網羅することは不可能です。
しかし、重要な項目をしっかり押さえることで、自分の商品ページを目立たせることは十分可能です。
次回はSEOを高めるための具体的な方法について解説しますので、楽しみにしていて下さい。
ここまで、見て頂きありがとうございました。
コメント