アマゾンを検索していて、下記のようなマーク(赤枠)を見たことはないでしょうか。

アマゾンチョイスとはアマゾンがユーザーに対して、商品をおススメする仕組みの一つになります。
アマゾンによると『すぐに発送ができ、評価が高く、お求めやすい価格』の商品が選ばれるようです。
※アマゾンチョイスの商品は必ずしもそのカテゴリーで一番売れているわけではありません。
今回の記事ではそんなアマゾンチョイスについて解説したいと思います。
アマゾンがアマゾンチョイスを導入した理由
なぜ、アマゾンはカスタマレビューの機能やベストセラー表示をしているのにアマゾンチョイスを導入するのでしょうか。
そこには購入者がカスタマーレビューやベストセラー表示を信用できないという事情があるようです。
カスタマーレビューはサクラ(販売者の協力者)によって、意図的に高評価が付けられていることも少なくありません。
そんな、カスタマーレビューを信じて購入したお客さんが不良品を手にしたらどう思うでしょう?
アマゾンへの信頼を失い、楽天などのECサイトへ流れてしまう可能性があります。
また、ベストセラーは一時的な大きな値下げよって販売数が増えることでも表示がされてしまう。
さらに、返品率の高さなども考慮されていません。
このような背景から、カスタマーレビューやベストセラーに代わる評価としてアマゾンチョイスが登場しました。
アマゾンチョイスに選ばれる基準
アマゾンチョイスに選ばれる基準は明確には発表されていませんが、アマゾンのページを調査すると以下の4つの基準を満たすことが重要になります。
- すぐに発送できる
- お求めやすい設定価格
- 評価が高い
- 他社に比べて転換率が高く販売件数が多い
それでは、順番に見ていきましょう。
①すぐに発送できる
アマゾンのFBA機能を用いれば、商品をすぐに発送できるため問題ありません。
自己発送をしている方はマケプラプライムを用いることで対象になります。
②お求めやすい設定価格
特定のキーワードで検索して表示される他社の同等製品と比較して安いことです。
送料込みで他の商品よりも安い価格設定であることが重要です。
③評価が高い
カスタマーレビューの★の数が平均して4~5(★5の数が50%超え)であり、レビューの内容が一定以上の高評価であれば対象になります。
ただし、レビューの内容を精査しているのはアマゾンのスタッフなのかAIなのかは公表されていません。
④他社に比べて転換率(CVR)が高く、販売件数が多い
転換率とは自分の商品ページがクリックされた内、何件が購入されたかの割合です。
例えば、100セッションで2個売れたのであれば、2%の転換率ということになります。
この転換率を上げるための方法は商品画像の工夫など様々ありますので、別の記事でまとめたいと思います。
また、販売件数をアップするのであれば、SP広告を用いて、自社商品の露出を増やしていきましょう。
まとめ
アマゾンチョイスの対象商品になるためにはある程度、販売件数があることが重要になってきます。
中国OEMの初心者の方はアマゾンチョイスを意識する必要はありません。
徐々に売れ始めてきたら、他社よりも商品価格を安くして、アマゾンチョイスを狙っていきましょう!
コメント