自社ブランド商品を販売するためには商品にブランドタグ・商品パッケージを付ける必要があります。
そもそも何故、ブランドタグや商品パッケージを作成する必要があるのでしょうか。
そして、どこで、どのようにして作成すればいいのでしょうか。
今回の記事ではブランドタグ・商品パッケージを付ける理由や作成方法をお伝えしたいと思います。
ブランドタグ・商品パッケージはなぜ必要なのか
Amazonで自分の商品の売り上げが好調になってくると、必ず現れるのが相乗り販売者です。
独占的に販売したい方にとっては非常に邪魔な存在です。
この相乗り販売者を撃退する方法の一つが商品をプライベートブランドとして販売することです。
プライベートブランドとして販売することで、他のセラーは相乗りがしづらくなります。
ただし、法的な拘束力はないため、自分のブランド名やロゴを商標登録しておきましょう。
ブランドタグや商品パッケージはプライベートブランドに登録するときに必要になります。
相乗り販売者はあらゆる方法で我々セラーの邪魔をしてきます。
安い値段で販売して価格崩壊を起こしたり、商品ページとは異なる商品を購入者に発送するなどやりたい放題です。
この他にも商品ページの編集権限を乗っ取り、商品画像を改悪するなどの行為が行われています。
ちなみに、これらの相乗り販売者は中国人セラーが多いです。
プライベートブランド登録の条件
プライベートブランド登録には以下の3つの条件が必要になります。
①ロゴの刻印・印字(または紙タグ)がある。
ロゴを表示する方法は商品への刻印、紙タグ、布タグ、化粧箱への刻印等様々あります。
詳細については後で解説します。
②ロゴが確認できる画像の掲載
紙タグや布タグ、化粧箱に自分のロゴが記載された画像を商品ページ(2~7枚目のどこか)に掲載する必要があります(下記参照)


③カタログ作成時にブランド名を商品名欄とブランド名欄に記載する。
下記のように、商品をAmazonで登録する際は商品名欄とブランド名欄(赤枠)に自分で決めたブランド名を記載する必要があります。

商品にロゴを付ける方法
プライベートブランド登録では商品もしくはパッケージにロゴを刻印・印字をする必要があります。
このロゴを刻印・印字する方法は衣類と衣類以外で異なります。
●衣類の場合
衣類はブランド名を洋服に刻印、印字できないため、紙タグと布タグを用います。
ブランド名が記載された紙タグは糸・チェーン・タグピンで取り付けます。
また、ブランド名が記載された布タグは服に縫い付けます。
紙タグ、布タグはどちらか一方で問題ありませんが、紙タグの方がリーズナブルです。
●衣類以外の場合
衣類以外は商品本体もしくは商品パッケージにブランド名を記載する必要があります。
また、記載する方法は印字または刻印となります。
シールの貼り付けは認められていません。
ロゴ入り商品の場合は最小発注量(MOQ)が大きくなってしまうので、商品パッケージ(袋や箱)にブランド名を入れましょう。
小まとめ
ここまではブランドタグ・商品パッケージが必要な理由、商品へのロゴの付け方を解説してきました。
次回の記事はタグの作成手順について解説したいと思います。
コメント