今回の記事では私がやってしまった商品選びでの失敗談を赤裸々に公開したいと思います 笑
他にも、私が耳にした初心者が陥りがちな失敗談についても記載しています。
ちなみに失敗談.1~3までが私の実体験です。
目次
失敗談.1 輸入に関する法律の確認不足
私が中国輸入を始めた当初、初商品としてキャニスターをリリースしようと目論んでいました。

利益率も30%と良好で、さっそくサンプルを仕入れました。
サンプルも無事に届き、商品も問題なし。 本発注しよう!
と思っていましたが、一応食品に触れるし法律も調べておくか~ ということでgoogleで検索。
はい。見事に食品衛生法に抵触していました。
食品だけではなく、食品に触れる容器も食品衛生法の対象になるのです。
食品衛生法をクリアするハードルは思いのほか高く、泣く泣く諦めることにしました。
商品を仕入れる前は法律に抵触しないかしっかり確認しましょう。
下記の記事に気を付けるべき法律をまとめています。
ちなみに、食品衛生法に該当する商品でも届出を提出すれば販売することができます。
ただし、初心者の方は商品をはやくリリースしてAmazon販売に慣れることが重要です。
Amazon販売に慣れてきたら、そのような商品を扱いましょう。
失敗談.2 FBA手数料の確認不足
一般的に初心者が扱うべき商品は安価・軽い・小さい商品を選ぶことがセオリーとされています。
私はこのセオリーを無視して、大きめのクッションを仕入れました。
何故なら、国際送料の計算をバッチリしており、利益は取れると確信していたからです。
しかし、私は大きな過ちを犯していました。
感の良い方ならすぐに気づいたと思います。
そうです。Amazonの配送代行手数料と在庫保管料が結構エゲツないのです。
せっかくなので、私が仕入れた商品を例に計算をしてみましょう。
1商品当たりの大きさは45cm × 45cm × 10cmでした。
商品1個当たりのの配送代行手数料は815円です。
この時点で想定していた料金よりもかなり高くなってしまいました。
また、200個仕入れた場合の1か月当たりの在庫保管手数料は約37,100円です。
計算式は以下の通りです。

Amazonの手数料については下記の記事を参考にして下さい。
失敗談.3 代行手数料の確認不足
アパレル商品は布タグや洗濯表示タグの取り付けが必要になります。
私の初リリース商品もアパレルでしたので、布タグと洗濯表示タグを取り付ける必要がありました。
しかし、タグ付けの取り外し作業と取り付け作業の代行料金が高い!
とにかく高い!
私は代行業者としてタオタロウを使用していますが、1商品当たり10.5元かかります。
ラクマートも似たような値段です。
具体的な計算は以下の通りです。

ただし、これは代行業者に依頼した際の手数料になります。
仕入れ先の工場にお願いすることで、費用を抑えることができます。
私の場合は何とか1着(上下)3元に抑えることができました。
工場でタグの取り付けができるか交渉してみましょう。
本発注を行う前に、布タグの取り外し、取り付け料金を確認しておきましょう。
失敗談.4 転換率の確認不足
商品のリサーチにセラースプライトを使用している方も多いと思います。
ですが、「転換率」はしっかりチェックしているでしょうか?

転換率は商品の購入数 ÷ 商品の検索数 で表されます。
同じ検索数でも転換率が1%と3%では販売個数は3倍も異なります。
月間検索数が多いからといって、販売個数(市場規模)も大きいとは限りません。
しっかり、転換率を確認して市場規模を把握しましょう。
ちなみに私の感覚では2~3%程度であればまぁまぁかなと思っています。
一般的にアパレル商品はこの転換率が低いとされます。
なぜなら、アパレル商品は検索して商品は見るけど実際に購入しないことが多いのです。
俗にいうウィンドウ・ショッピングですね。
失敗談.5 Amazonの販売手数料の確認不足
Amazonでは販売する商品のジャンルによって販売手数料が異なります。
例えば、「スポーツ&アウトドア」や「おもちゃ&ホビー」は販売手数料が8%です。
一方、文房具・オフィス用品やDIY・工具の販売手数料は15%になります。
販売価格が2,000円の商品の販売手数料を確認しましょう。
8%のジャンルであれば160円、15%のジャンルであれば300円の販売手数料が発生します。
1商品当たりで140円の利益差が発生します。
利益率で考えるとかなり大きな差になりますね。
意外に販売手数料は見落としがちなので、仕入れる前に十分注意しましょう。
失敗談.6 仕入れ費用を適当に計算
あなたは商品を仕入れる際に商品の仕入れ価格をしっかり計算しているでしょうか。
「アリババ1688の商品の原価×30」でおおざっぱに計算していませんか?
ここのざっくり計算が危険な理由を例を示して説明したいと思います。
仮に、商品個数200個、商品総重量60kg、国際送料11元/kgの条件で商品原価ごとに「30」部分がどう変化するかをグラフで確認しましょう。

グラフから分かるように商品原価が安い商品ほど、「30」部分は高くなります。
しっかり原価計算していないと仕入れ費用を見誤る可能性があるのです。
特に初心者は商品原価の安い商品を仕入れがちなので、注意しましょう。
仕入れにかかる費用については下記の記事にまとめています。
→『仕入れにかかる費用7つ』を詳しく解説①
→『仕入れにかかる費用7つ』を詳しく解説②
まとめ
リリースする商品をどれにするか迷っている方も多いと思います。
まずは法律をしっかり確認し、利益がどれくらい得られるかを正確に把握しましょう。
今回紹介した失敗談は知っていれば防げるミスばかりです。
私と同じようなミスをしないようにしましょう!!
コメント