中国輸入×Amazon販売 仕入れにかかる費用7つを詳しく解説①(5記事目)

商品リサーチ

皆さんは中国から商品を仕入れる際のコストはどのように計算していますか?

アリババの商品10元に25(もしくは30)を掛けて250円仕入れだな~と考えている人が多いのではないでしょか。(私も最初の頃はざっくり計算していました )

しかし、商品の体積(重量)、価格によっても大きく異なるのでかなり注意が必要です。

今回の記事では中国輸入にかかるコストについて分かりやすく解説したいと思います。

※伝えたい情報が多くなりましたので、後半部分は別の記事にまとめています。

こちらもぜひご参考下さい。

中国から商品を仕入れる際の7つのコスト

商品の原価以外にも様々なコストがかかってしまうのが輸入ビジネスの辛いところです。

具体的には、以下の7つが中国から商品を輸入する際に発生するコストになります。

①商品代金 

②中国内送料

③代行手数料 

④国際送料 

⑤関税 

⑥消費税 

⑦通関手数料(中国国内と日本国内)

文字だけでは理解しづらいので、ミエル化してみましょう。

どうでしょうか?かなりイメージすることができたのではないでしょうか。

さらに、『商品原価30元、0.5kgの商品を200個』の場合のコストは以下のようになります。

こう見ると結構な割合を商品金額以外が占めていることが分かります。

※ただし、先ほども述べたように商品原価や体積(重量)によって大きく異なります。

注意点

今回の記事では中国から商品を仕入れる際のコストについて記載しています。

この他にもAmazonへの出品手数料や在庫保管手数料が発生します。

Amazonの手数料については下記の記事を参考にして下さい。

Amazonの手数料について詳しく解説

①商品代金

商品代金については商品の価格(元)に代行業者独自の人民元レートをかけます。

例えばタオタロウ(代行業者)であれば、人民元レート+0.5円のレートを設定しています。

下記の赤枠部分がタオタロウの人民元レートになります。

10元の商品であれば10元×16.70円/元 = 167円と計算できます。

代行業者について

私が使用している代行業者はタオタロウです。

手数料が低く、検品もかなりしっかりしてくれる優秀な代行業者です。

正直、検品のレベルの高さには驚かされます

②中国内送料

中国内送料は商品の重量や配達方法によっても変化します。

しかし、商品の仕入れにかかるコストの内、数%しか占めないので細かく気にする必要はありません。

私は1商品×1元でざっくり計算しています。

③代行手数料

代行手数料は代行業者によっても変わってきます。

私がお世話になっているタオタロウであれば、商品代金の5%が代行手数料になります。

中国内送料や国際送料に代行手数料は含まれません。

検品を依頼するのであれば、検品オプションが発生します。

タオタロウへの支払い方法(自分のアカウントへのチャージ方法)は以下の2通りです。

また、PayPalで決済する場合は4%程度の決済手数料が発生します。

元で支払いを行う中国内送料、商品代金、国際送料に4%程度の手数料がかかってしまいます。

銀行振り込みの場合であれば、手数料は無料(楽天銀行の場合)です。

じゃあ、手数料が無料の銀行振り込み一択だね!

実はそうでもないんです。
Paypalでの支払いは引き落としが1か月以上先になります。
なので、資金に余裕がない方はこちらを利用しているんですね。
もし、あなたが資金に余裕があるのであれば、銀行振り込みでOKです。

④国際送料

ここでの国際送料は商品を代行業者から日本のAmazonFBA倉庫までを指します。

国際送料は配送方法によって値段が大きく異なるので気を付けましょう。

例えば、海源快速船便であれば1kgの荷物当たり11元でAmazonのFBA倉庫まで配送してくれます。

航空便であるOCSであれば、1kg当たり34元となります。(合計商品重量が20kgの場合)

特に航空便は商品重量によって国際送料が大きく異なるため、タオタロウの国際送料運賃表を確認しましょう。

参考として、タオタロウの各発送方法における商品重量と1kg当たりの料金のグラフを載せておきます。

注意点としては国際送料は月に1回程度、改定されていますので最新バージョンをしっかり確認しましょう。

商品重量について

商品重量は商品の重量、商品の体積をそれぞれ計算し、重量の重い方を採用します。

海源快速船便の場合、「商品体積重量 = 縦 (cm)×横(cm)×高さ(cm) ÷ 5000」で算出します。

商品の重量が極端に重いものでなければ、大体の商品は商品の体積で計算されます。

不安だから具体的な計算方法を教えて欲しい!

では、実際の国際送料の計算をやってみましょう!

計算方法は分かったけど、段ボールの大きさと箱数ってどうやって分かるの?

段ボールの大きさと箱数については国際発送前に代行業者に確認してみましょう。
タオタロウであれば自分の担当者に聞いてみれば教えてくれますよ。

まとめ

今回の記事では商品代金、中国内送料、代行手数料、国際送料についてまとめてみました。

原価計算を読み誤ると、その後のプロセスが全て成功したとしても、最終的には失敗してしまいます。

非常に重要な部分なので、正しく理解しましょう!

次回の記事では関税、消費税、通関手数料(中国国内と日本国内)についてまとめますので、そちらも参考にしていただければと思います。

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